予防
パラチフスは経口感染するため、料理・食事の前などに十分な手洗いを行うことが予防につながります。
特にパラチフスが流行している地域に渡航する際には以下の点に注意しましょう。
- 食べ物は十分に加熱する。
- 肉は常に低温で保存し、中心部まで加熱する(75℃で1分間以上)。
- 生水や安全な水からつくられていない氷は控え、ボトル入りのミネラルウォーターや一度沸騰させた水を選ぶ。
- 生野菜やフルーツは丁寧に洗い、カットフルーツは避ける。
- 生肉や卵を扱った手指や調理器具はその都度洗浄、消毒する。
また、他人への感染を防ぐために、患者はできるだけ浴槽に浸からずシャワー浴とし、他人と一緒の入浴は避けましょう。
なお、パラチフスに対するワクチンは現在流通していません。
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